マリア先生3才の「英会話教室」 -2ページ目

「れめん」

いつものようにおままごとをしている時のこと、何かがのっているふたつのお皿を持ってきて、マリアがこう言いました。
「これはれもん。こっちはれめん。マミーはどっちがいい?」

私マミーは、レモンと冷麺かぁ…。組み合わせのセンス悪くないじゃないのぉと思いつつ、「冷麺作ったの?」と聞くと、「ノォ! メン!」と訂正されたのでした。

マリア先生は、「レモン」を日本語と英語の2通りで言ってたんですね~。

今日のひと言は、簡単な単語ですが…。
マミーにとって、発音はためになりました。

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Lemon

→ メン

訳: レモン
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こんな和製英語っていうんですか?この日本語になってしまっているカタカナ英語にどれだけ苦しめられてきたことか…。
通じない言葉がよくありましたもん。。。
誰かも書いてたけど、初めにカタカナに置き換えた人はなんでもっと正確に発音を表記してくれなかったんでしょうねぇ?

トンネル、コーヒー、コップ、ミシン、コピー、ミルク、コットン、ポケット…などなど。数え始めたらきりがないですが。

フレーズがでない。

最近、マリア先生の新しい言葉ネタが少ないのには訳があるんです。
今までは、ふとした時に英語のフレーズが出てきてたんですが、近頃では、お歌かなんだか私マミーには理解不可能なひとり言のようなものなんです。日本語ではないのは確か。
お歌も部分的には理解できますが、全体像はなかなかつかめません…。
だけど、とにかく英語の感覚でしゃべったり、歌ったりしているのだけは、わかるんですよねぇ~。
同じような現象は、マリアのベストフレンドでもあるご近所さんのひーたん先生3才にも起きているみたいです。

彼女たちの頭のなかでは言いたいことが明確なのか、雰囲気を楽しんでいるのか?

それでも、たまにTVからいろいろな単語をピックしては、繰り返すようになってきました。私マミーが字幕をみて、実際耳から入る発音とを組み合わせながらTVをみているというのに…。

バイリンガル成長記録として大きな変化というと…
今まで何回か見ていた「となりのトトロ」のDVD、もちろん日本語音声で見ていたのですが、今日はなんと「英語で見る~ぅ。」といい始めたのです。
そして、大抵は理解している様子で楽しそうに見ています。2回目もまた「英語で見たい~。」
たまにセリフを繰り返すこともしばしば…。

そりゃあ、そうか。
一番楽しい時間を過ごす学校で、もう3ヶ月も英語漬けになっているんですから。
同年代のお友だちもたくさんできて、うちでもクラスメートの名前がしばしばでてきます。その発音の美しいこと。

マリアのクラスメイト

Pablo →ァブォ(初めのボーイフレンド)
Frederico →プレディーコ(2番目のボーイフレンド)
Patricio →パッチィシオ(最近のお気に入り)
Delfena →デッィーナ(好きな女の子)
Ai →アイ~(日本人の女の子)

Miss Kerry-Ann →ミスケリ~ン(いつも笑顔でやさしい先生)
Miss Hope →ミスホウプ(黒人のみつ編みいっぱいしてる太った先生)

あと誰がいたっけ?

名前の発音も難しいです。「はじめまして、~です。」と言われて、ぱっと把握できることはあまりありません。(カタカナで表記するのは難しいんですが、それと英語のスペルとをイメージして読むといいです。)

「Nighty night.」

サラ・ジェシカ・パーカーが来日したんですねぇ。
日本でもかなりの人気があるって放送を見て、ちょっと嬉しくなった私マミーであります。
私マミーは最近になって始めて「Sex and the City」を見たんですが、これがはまってしまって。。。DVDもシーズン3・4・5・6とまとめて買っちゃったし、DVDが届いたその晩は8時間徹夜してぶっ通しで見てしまったほど。

NYマンハッタンを舞台に4人の女性たちが生きていく様を描いているもので、タイトルどおり"Sex"をオープンにしているだけでなく、根底では女性に起こりうるいろいろな問題、恋愛・結婚・出産・病気などなどたくさんの人生が詰まっているんです。

ぱっと見、エッチで馬鹿っぽいだけって(特にうちの旦那はそう思ってます)感じるけれど、その後ろに女性だれもが感じる切なさとか、やりきれない気持ちとか、何て表現していいかわかりませんが、シュールな面をたくさん持っているんです。私なんて、毎回涙流してますもん。

今や、「Sex and the City」はファッションの発信にもなり、そこに出てきたレストランは、放送翌日には満席になり、いろいろなカルチャーがひしめいているマンハッタンを知るにも、これは欠かせない作品となっているわけなんですねぇ。

で、主演のサラ・ジェシカ・パーカーが来日したというんで、ここで私マミーも告白すると…(こんな告白はいらないか?)いつもこの「Sex and the City」で英語のお勉強させてもらってます。
1. 面白いストーリーであるということ。
2. 日常生活を描いている。→アメリカ人がどんな表現を使っているのかがわかる。
3. スラングも出てくる。→そんな言い回しもわからないことには、本当に理解できませんから。誰にも聞けないような言葉とかね。

「大人のための英語。」というカテゴリーを作っておいたのも、「Sex and the City」で「なるほど~」と思った使える表現をメモしておこうと思ったからなんです。

で、今日は軽めに私が気に入っているキュートな表現をひとつメモ。

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Nighty night.

→ ナイティィナイ

訳: おやすみ。(の言い方のひとつ)
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恋人同士が夜に玄関の前で別れるときに使ってたひと言。
たまに「Night.」だけのおやすみも聞いたことありましたが、「Nighty night.」はかわいいじゃないですかぁ~。

「Thanksgiving Day」

またまた久しぶりの更新です。
アメリカでは11月の第4木曜日がThanksgiving Day →サンクスギビンデー(感謝祭)でお休みなんです。多くの会社などは金曜日もお休みになりますので、日曜日まで4連休。
Thanksgiving Day は、初めにアメリカに移住してきた人々が先住民の手助けを受けたこと、そして収穫を感謝することから始まっていて、アメリカの家庭では、家族、親戚が集まって食事をします。
その定番メニューで、Rosted Turkey →七面鳥の丸焼きを食べるのが習慣になっています。
私は今年も Turkey は焼きませんでした。。。前に一度焼いてみたのですが、あれって8~10時間ぐらいかかるんですよね。(*_*)
しかも、内臓をはずしたものを買ってきても、七面鳥のお尻から手を突っ込んで、内側を洗わなきゃいけなくって。。。あのアバラ骨の内側をさぐる感覚といったら、恐怖のなにものでもありませんでした。七面鳥って、大きさもちょっとした人間ぐらい大きいし。。
そのトラウマで、私は七面鳥は遠慮しました。

で、Thanksgiving Day は終わっちゃったんですが、その少し前から、お正月にかけて人々が町中で掛け合う言葉が今日のひと言。

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Happy holiday!

→ ハピホリデイ!

訳: よい休日を!
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これからの時期、次に迎えるクリスマスにむけての言葉になりますが、もちろん、Merry Christmas!  →メゥイクリスマスとも言えますね。
クリスマスその日だけでなく、「よいお年を!」の感覚で、クリスマス前から使いましょう!
町中でというのは、そのとおりで、お友だち、お店でお買い物した時、タクシーに乗った時、ちょっと道を尋ねたとき,,,どんな時にも「Bye.」というように言うんです。

NYなんかはいろんな人種がありますから、いろんな宗教もあるわけで、クリスチャンにはクリスマスだけど、ユダヤ人には "Hanukkah"→ハヌカ だったり、まったく関係のない宗教の人もいるわけですから、案外、Holiday は無難に使えるんですねぇ。

私の住んでいるアパートでも、これから、Holiday's Party と称した簡単なワインパーティーなんかが、毎週末にあるんですが、宗教上のことも考慮に入れてか、クリスマスパーティーとは言いません。それにクリスマスツリーが飾られましたが、ハヌカのキャンドル(9本のキャンドルを並べたもの)も飾られていますし。

こどもの英語ビデオSesame Street「Kids Favorite Songs」

Sesame Street「Kids Favorite Songs」& 「Kids Favorite Songs 2

おすすめ対象:Baby~Toddler~Kid

このふたつには長~い間、マリアも私マミーもとってもお世話になっています。
楽しいうたがいっぱい詰まったビデオたちです。

2才半のマリアには歌うにはまだまだ難しいうたもあるけれど、いろんなうたが次々と出てくるので、飽きずに見てくれます。で、少しずつそこから言葉を覚えたり、歌を覚えたりできるようになってきています。

1才ぐらいの子どもでも十分楽しめますし、大きくなったらなったで少しずつ歌えるようになりますから、またまた楽しめます!!
ほんとに長く楽しめるおすすめのビデオたちです!

Kids Favorite Songs 2では、いろいろな子どもたちが「My favorite song」について語るシーンが歌の間にはさまれています。
はっきりと自信を持って楽しそうに好きな歌について語る子どもたちに私マミーは脱帽。
マリアには、英語だけでなく、「堂々と自分のことを話せる」習慣も学んで欲しいなと感じています。

セサミストリートのビデオでも「ABC」や「123」がテーマになると、歌はちょっと少なめで、難しくなってしまうので、Baby期のこどもにはちょっと飽きちゃったりすることがありますよね。その心配はないビデオかな。

ちなみにamazon.co.jpで、1,000前後で売ってました。

バイリンガルってどういうことなの?

そういえば、「バイリンガル」って言葉をサブタイトルにも入れて使っていたけれど、これってアメリカではあんまり響きが良くないときがあるんですよね~。
この辺では、バイリンガルと言えば、英語をふたつめの言語としていて、他に母国語があるといったもの。つまり、英語はちょっと苦手な人のことだったりするんです。だから、バイリンガルがすごい!かというと英語圏ではそうではなかったりします。
もちろん、英語圏から出てしまえば、ほんとにすごい話なんですけれどね。

そんなイメージもあって、「バイリンガルってどういうこと?」ってついつい考えているこの頃。
海外生活を紹介する本なんかでは、子どもの頃からふたつの言語を持つと思考能力に問題が出るとかいう記事も結構あるし、バイリンガルってどういうことなんでしょう?

それでも、ヨーロッパの人々なんて、数ヶ国語喋れても別にとりたてて驚いたりしないですよね?
あの領域にいろんな国が詰まっていて、いろんな言語があるんだから、それも納得のいく話。。。
それで、その人たちみんなに思考能力の問題があったら大変なこと。

バイリンガルの友だちに聞いたことがあるけど、「日本語をしゃべる時と、英語をしゃべる時と性格が違うって言われる。」らしいんです。その人の思考回路が使う言語によって切り替わるからなんでしょうが。。。

それでも、ひとつちゃんと話せる言葉があって、他にもしゃべれるのはやっぱりいいことじゃん!!

場面や状況、感情に対応して、いろんな言語を使い分けることが出来たら、楽しいだろうなぁ。
絵を描いたり、演奏したり、踊ったり、いろいろある表現方法のひとつとして上手にふたつ目の言語も使えたら、自分の表現の領域をぐんと広げることができるはずだし。

そうそう、バイリンガルになるって、表現方法を多くもてることだと思えばいいんですねぇ。
思考はどんな表現にもついてくるものだし。

英語のうた「Wheels on the Bus」

こどもたちって、意味もなくぐるぐる走り回るのが大好きですよねぇ。
このうたは、こどもたちみ~んな大好きなうたのひとつです。

しかしまぁ、こどものうたとはいえ、英語のうたは練習が必要ですぅ。。。(マミーはね)日本の童謡はだいだいひとつの音にひとつの文字があてはまる早さですが、英語のうたって、ひとつの音に対してひとつの単語があてはまるので、口が忙しいですよね。
こどもたちもよくついていくなぁ。。。と感心しちゃいますが、彼らは音で覚えてるから関係ないんでしょうか?

マリアはテーブルの周りをまわりながら、最近いつもいつも歌ってます。
まだまだ未熟で歌えないパートもあるんですが、1番はと手振りのあるところだけは、やってます。

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Wheel on the Bus

The wheels on the bus go round and round
Round and round,
round and round
The wheels on the bus go round and round
All through the town.
(手を汽車ぽっぽみたいに回しながら)

The wipers on the bus go "Swish, swish, swish,
Swish, swish, swish,
swish, swish, swish"
The wipers on the bus go "Swish, swish, swish"
All through the town.
(人差し指を立てて、車のワイパーのように左右に振りながら)

The door on the bus goes open and shut
Open and shut,
open and shut
The door on the bus goes open and shut
All through the town.
(両うでを開いたり、閉じたりしながら)

The horn on the bus goes "Beep, beep, beep
Beep, beep, beep,
beep, beep, beep"
The horn on the bus goes "Beep, beep, beep"
All through the town.
(バスのホーンの音をまねして)
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で、この歌詞はいろいろなバージョンでどんどんつづいていくんです。

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The wheels on the bus go round and round

→ ♪ ウィ~ズオナゥゥンゥン♪

訳: バスの車輪が回るよ回る
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All through the town.

→ ♪オ~ゥフルゥダタァ~ン♪

訳: 町中で。
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through→フルゥ って書きましたけど、これは「→スルゥ」だったりもするんです。
ただ私マミーには最近フルゥに聞こえて仕方なく、マリア先生もそう発音しているように感じるんです。
「フルゥ」で少し舌をはさめば(thのやつです)ばっちりなんじゃないでしょうか?
 
メロディーを紹介したいんですが。。。絶対聞いたことのあるメロディーなんですが、何なのか思いつきません。
ご参考までにこちらのサイトでMIDIファイルで聞けます。

Do you have any topics or news to tell?

さてさて、早速気分新たに。
マリアはバレエを習っています。今年の9月にコースに入って、かれこれ2ヶ月以上が過ぎました。バレエのクラスといっても、まだ独立してクラスに参加できるわけではなく、「Mommy & Me」というスタイルのクラスで、これは結構アメリカでのお稽古事の散っちゃい子のクラスではよくあるんです。つまり、ママも一緒にクラスに参加するってこと。
そしてつまり私マミーも一緒にバレエをするのですが。。。
それなりに私マミーにはバレエの心得があって、一緒に踊ることにはそんなに抵抗はなく。。。だけど、英語で質問されて答えなければいけない順番がまわってくるのが、いつもドキドキ。

クラスはサークルタイムから始まりまして、まずは先生がみんなひとりづつに聞いていく質問が今日のひと言。

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Do you have any topics or news to tell?

→ドゥユハァヴエニタピクス オォァニュウストゥテゥ?

訳: 何かお話したいニュースとかトピックはある?
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私マミーは、「マリア、答えてくれよ~!」と心のなかで祈って順番を待ちます。
それは、マリアが英語で答えられるかというほのかな期待と、それ以上に大きいのは、マリアが答えなかったら、マミーにまわってくるんだぞ~!!という焦り。

今日はマリア先生こう答えました。「giraffe!」
そう、まだ2才ですしこういう答えでいいんです。

先生:「Walking on the street?」
マリア:「Yes.」

それなりに答えになっていたので、私もひと安心。ほっと胸をなでおろしたのでした。

アメリカらしい教育ですね。
こんなに小さいうちから自分のことを話させる習慣をつけて、それがどんな答えであっても、是非はなく、話に乗ってくれて。きっと子どもたちも楽しいだろうなぁ。
学校でも「Show & Tell」という時間があって、何かテーマにそったものを持ち寄って、それについてひと言しゃべるんですが。。。
例えば、「黄色いもの」とかね。
それについては、また書きます。

ちょっと休んでました

ちょっと私マミーの胃の調子が悪くて、ブログお休みしてました。すみません。
その間にもたくさんの方が見にきてくださって、感謝しています。
ただやはり更新しないと、こんなにもランキングが落ちるものなんですねぇ。。。だけど、これはあくまでもマリアのバイリンガルとしての成長の記録であって、トップランキングをめざしているものではないことを、改めてこころに言い聞かせて、これからもまたログしていこうと思ってます。
読んでくださっている方々、今後ともどうぞよろしくおねがいしますっ。

「たんこぶつ」と「おさんぽの」

バイリンガルの道を歩いているマリア先生。とはいえ、さすがにまだ2才半だし、変な日本語はたくさんあるんです。
だけど、それらは彼女なりにカテゴリー分けされていて、それがちょっとおかしいんです。例えば。。。

この前こけてテーブルに頭をぶつけた時、大きなタンコブができたときのこと、
「マミー、タンコブツができちゃったねぇ。」
このタンコブツが何のカテゴリーに入るかというと、「郵便物」。
つまり「たんこ物」らしい。

それから、カテゴリー化されているもので言うと、「オサンポノ」。
これは、「お買い物」のカテゴリーに入るらしくって、お散歩に行きたいときはいつも、「お散ぽのいきたいです。」と言ってるんです。

それなりに言葉のルールを作って、アレンジしてるところがちょっとかわいくって、つい笑ってしまうんですが、こんなちょっとおかしな言葉も大きくなるにつれてなくなっていくんだろうなぁ。ちょっとさみしいなぁ。