バイリンガルってどういうことなの? | マリア先生3才の「英会話教室」

バイリンガルってどういうことなの?

そういえば、「バイリンガル」って言葉をサブタイトルにも入れて使っていたけれど、これってアメリカではあんまり響きが良くないときがあるんですよね~。
この辺では、バイリンガルと言えば、英語をふたつめの言語としていて、他に母国語があるといったもの。つまり、英語はちょっと苦手な人のことだったりするんです。だから、バイリンガルがすごい!かというと英語圏ではそうではなかったりします。
もちろん、英語圏から出てしまえば、ほんとにすごい話なんですけれどね。

そんなイメージもあって、「バイリンガルってどういうこと?」ってついつい考えているこの頃。
海外生活を紹介する本なんかでは、子どもの頃からふたつの言語を持つと思考能力に問題が出るとかいう記事も結構あるし、バイリンガルってどういうことなんでしょう?

それでも、ヨーロッパの人々なんて、数ヶ国語喋れても別にとりたてて驚いたりしないですよね?
あの領域にいろんな国が詰まっていて、いろんな言語があるんだから、それも納得のいく話。。。
それで、その人たちみんなに思考能力の問題があったら大変なこと。

バイリンガルの友だちに聞いたことがあるけど、「日本語をしゃべる時と、英語をしゃべる時と性格が違うって言われる。」らしいんです。その人の思考回路が使う言語によって切り替わるからなんでしょうが。。。

それでも、ひとつちゃんと話せる言葉があって、他にもしゃべれるのはやっぱりいいことじゃん!!

場面や状況、感情に対応して、いろんな言語を使い分けることが出来たら、楽しいだろうなぁ。
絵を描いたり、演奏したり、踊ったり、いろいろある表現方法のひとつとして上手にふたつ目の言語も使えたら、自分の表現の領域をぐんと広げることができるはずだし。

そうそう、バイリンガルになるって、表現方法を多くもてることだと思えばいいんですねぇ。
思考はどんな表現にもついてくるものだし。